十字路の歌
たどり着いた十字路に 標識なんてなくって
独りで歩き出さなきゃ たったそれだけの出来事さ
長い夏がやっと終わりを告げて風が
少し優しく背中を押したよ
考え過ぎてた窓辺 夜空に欠けた月が
この胸を刺そうとしてたから
たどり着いた十字路に 標識なんてなくって
独りで歩き出さなきゃ たったそれだけの出来事さ
信じてる事 開けたままの扉
風が目にしみるけれど 閉じたりはしない
信じてる事 開けたままの扉
風が目にしみるけれど 閉じたりはしない
たどり着いた十字路に 標識なんてなくって
独りで歩き出さなきゃ たったそれだけさ
通り過ぎた十字路を 振り返ってみたら
足跡が二人分 たったそれだけの出来事さ
(2025.10.24)