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語らない優しさ
それでも時間は過ぎるから 忘れちゃいけないと思ってる事まで
風化するのなら この胸に焼き付けよう
三陸の海をさがしにやって来た
車の窓越しの風景に やり残した事の言い訳をしながら
それでもつづく 毎日に辻褄を
合わせながら 迷いながら 道は先へ 進むのだ
暴れたはずの 海は穏やかで
老婆たちが おしゃべりをしてた
他人の痛みとか わかったふうな事は
言えないけれど わかりたいとは思う 天を仰げば
頭の上トンビが 目を光らせてる
捕らえた獲物は 誰に運ぶのだろう
口を開けた瞬間に 空から落ちる
大切な人に 語らない優しさ
水平線を見渡せる 小高い崖から身をのり出してみた
どうしようもない悲しみに もし出会ったら
しっかりと 悲しもう 励ましの歌なんていらない
海は青いのに 空も青いのに
陸、海、空、地面だけが違う
泣かないでなんて わかりますよ なんて
言えないけれど わかりたいとは思う 天を仰げば
頭の上トンビが 目を光らせてる
捕らえた獲物は 誰に運ぶのだろう
口を開けた瞬間に 空から落ちる
大切な人に 語らない優しさ
ここまで水が 押し寄せたのですよ
他人事のように笑ってくれた
頑張ってる人に 頑張って!だなんて
言えないけれど わかりたいとは思う 天を仰げば
頭の上トンビよ 見ていてたんだろ
あの瞬間の海を 今何を思う
立ち尽くしてる訳じゃない だけじゃない
大切な人に 語らない優しさ