置き去りララバイ

昨夜は寝つけずに　天井のスクリーン
映すのは見たいのは　過去より未来の話

ところが気がつけば　モノクロのスクリーン
遮断機の前に立ち　誰を待ってたのだろう

何が辛いとか寂しいだとか　人並み程度で心配ないけれど

電車の風に吹かれながら　探してた子守唄
聞こえなくて　わからなくて　それでも愛されてた

夢かもしれない　真夜中のスクリーン
寂しい夢じゃない　ただの昔の話

やがて夜が明け遮断機が下り　電車の音にかき消されぬように

いつもの声が笑う朝の　光に埋もれながら
聞こえてるさ　わかってるさ　それでも、、、

電車の風に吹かれながら　探してた子守唄
聞こえなくて　わからなくて　それでも愛されてた

置き去りの子守唄　聞こえてるよ