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自分が嫌になるくらい、くすぶってた時期が3年間くらいあって
今思い返せば、自分がガキんちょだっただけで
とても恵まれた環境にいたのかもしれないんだけど
どうしても全て「0」からやりなおしたくなって
お世話になった人達に手紙を書いた
「自分の音楽をやっていきます」って
で、最後に自分に宛てて手紙を書いた
’95年の3月の事です
2001年「気丈なメロディー」のレコ発ライブで1曲目に歌いました


手紙を書いた

                   

ひさしぶりに手紙を書いた 宛名は明日を闘う自分さ

君は今までいろんな人達と少しでもうまくやっていきたくて
違うんじゃないかと思える事にまで「きっと大丈夫...」言い聞かせながら

 本当の自分をごまかさないで 周りに笑われても
 ちっぽけでくだらなくてとても大事な事にこだわって自分があるはず

ひさしぶりに手紙を書いた 本当の自分をなくさないように
したくない事はやっぱりできない たとえそれが的を得ていても

 意味ありげな三月の雨 
 僕を可愛がってくれた人 がっかりさせた夜

 雨降りの渋谷の坂道をぼんやりただ歩いた
 この街に住みはじめた最初の雨と同じさ なにかが始まる

ひさしぶりに手紙を書いた 裸の心を真直ぐ書いた
やりたい事を続けるだけさ「きっと大丈夫!」本気で思えた

ひさしぶりに手紙を書いた いろんな愛を忘れないように
ひさしぶりに手紙を書いた 宛名は明日へ飛び立つ自分さ